Windows Media Video 9 VCMにてエンコードする

インストール
まずは、MicrosoftにてWindows Media Video 9 VCMをダウンロードしましょう。
インストール後は日本語化工房-KUPから日本語化パッチをダウンロードし、
Windowsフォルダ->System32フォルダ内のwmv9vcm.dllにパッチを当てる。
再起動すればインストール完了。
特徴
・Microsoft純正のCODECだから将来性があるかも?
・DivXよりノイズが少なく綺麗。
何も考えずに使う方へ
@圧縮設定タブにて「One-pass quality VBR」または「Two-pass bit rate VBR」を選択する。
A圧縮設定タブの設定を変更します。下記の設定画像を参照して値を入力。
(One-pass quality VBRの場合) 品質レベルを決定します。
(Two-pass bit rate VBRの場合) 2-passログファイル(tmp)の保存先を選択して、ビットレートを指定します。
Bエンコード開始
C(Two-pass bit rate VBRの場合) Aで保存したtmpファイル指定して再度エンコード。
ソースモード
使用ソースを選択します。

[プログレッシブフレームをエンコード]
プログレッシブ形式、つまりノンインーターレース形式でエンコードされている用のチェック。
通常はこれをチェックしておく。

[インターレースを解除してエンコード]
テレビキャプチャした場合のMPEG2ファイルはインターレース形式でエンコードされる。
その場合、インターレースを解除しないとPCでは横線が入って非常に見づらい。
そのためにインターレースの解除をする必要があるが、
基本的にエンコードソフトで行うので、選択する必要は無い。

[インターレース済みのフレームをエンコード]
インターレース形式でエンコードされたソースを、
インターレースの解除をせずにエンコードする。

フレームレートの変更(ソースとの比率)
フレームを指定比率で間引く。「1:1」のままにしておく。
リサイズ
CODECでリサイズする必要が無いので有効にしない。念のため解説しておくと、
Bicubicは画像を拡大するときにのみ使用します。
Bilinearは画像を縮小するときにのみ使用します。
クリッピング有効
画像の上下左右ピクセルのクリッピングサイズを指定する。 これもエンコードソフトにて行うので無効のまま。
圧縮コントロール
[One-pass CBR]
指定ビットレートに合わせるようエンコードをします。

  ビットレート:エンコードしたい指定ビットレートを決める。
    必ずしも指定ビットレートで仕上がるわけではなく、誤差が出る。
  バッファサイズ:デコード時のバッファサイズを指定する。
  ソフト-シャープ:シャープ(100)な設定にするかソフト(0)な設定にするか。
    CODEC上だとシャープ性が分かりづらいので、エンコードソフト上でやった方が良い。
  デコード複雑度:Simple〜Complexまで3つの選択肢がある。
    Complexが高画質だが、サイズが大きくなる。

[Two-pass CBR]
「One-pass CBR」と比べて、より指定ビットレートに近い値にてエンコードができる。
2回エンコードをすることになるので時間も2倍かかります。

  ビットレート:エンコードしたい指定ビットレートを決める。
    必ずしも指定ビットレートで仕上がるわけではなく、誤差が出る。
  バッファサイズ:デコード時のバッファサイズを指定する。
  ソフト-シャープ:シャープ(100)な設定にするかソフト(0)な設定にするか。
    CODEC上だとシャープ性が分かりづらいので、エンコードソフト上でやった方が良い。
  デコード複雑度:Simple〜Complexまで3つの選択肢がある。
    Complexが高画質だが、サイズが大きくなる。

[One-pass quality VBR]
品質レベルを指定してエンコードをします。

  品質レベル:0〜100までの品質レベルを選べるようになっているが、実際は30個の品質設定しかない。
    対応している品質レベルは、、、
      1、4、8、11、15、18、22、25、29、33、36、40、43、47、50、
      54、58、61、65、68、72、75、79、83、86、90、93、97、100
    という感じになっている。
    それ以外の数字は指定値より小さい品質レベルとなる。
    91や92を選択した時は90になる。

[Two-pass bit rate VBR]
  ビットレート:エンコードしたい指定平均ビットレートを決める。
    必ずしも指定ビットレートで仕上がるわけではなく、誤差が出る。

[Two-pass bit rate VBR (peak)]
  ビットレート:エンコードしたい指定平均ビットレートを決める。
    必ずしも指定ビットレートで仕上がるわけではなく、誤差が出る。
  最大ビットレート:エンコードしたい最大ビットレートを決める。
    最大ビットレート以上は利用しないようにエンコードする。
  最大バッファサイズ:デコード時のしたい最大バッファを決める。
  デコード複雑度:Simple〜Complexまで3つの選択肢がある。
    Complexが高画質だが、サイズが大きくなる。
デコードレベル
[Auto]
デコードレベルを自分で設定する。通常はこれを指定しておく。

[LL - Low level]
デコード複雑度がSimpleまたはMainの時に指定が可能。
  最大ビットレート:2Mbps
  最大解像度:352×288
  最大フレームレート:30fps
  最大バッファサイズ:306×16Kbits
  インターレース:インターレース化しない

[ML - Medium level]
デコード複雑度がSimpleまたはMainの時に指定が可能。
  最大ビットレート:10Mbps
  最大解像度:720×576
  最大フレームレート:30fps(解像度720×480のとき)、25fps(解像度720×576のとき)
  最大バッファサイズ:611×16Kbits
  インターレース:インターレース化する

[ML - Medium level]
デコード複雑度がMainの時に指定が可能。
  最大ビットレート:20Mbps
  最大解像度:1920×1080
  最大フレームレート:30fps(解像度1920×1080のとき)、60fps(解像度1280×720のとき)
  最大バッファサイズ:2442×16Kbits
  インターレース:インターレース化する
パフォーマンス
高速から高画質まで5段階に分けて選択が可能。
とある動画のエンコードをしたところ高速の場合は27fps、高画質の場合は18fpsと差は1.5倍程度となる。
キーフレーム間隔
キーフレームの最大間隔を指定します。デフォルトの8000ミリ秒で問題ない。
EDLログファイルを読み込むようになっている。
「One-pass Quality VBR」時のみ指定することができる。
Edit Decision List(編集リスト)を読み込んで、エンコードをすることができる。
オフライン時に編集した結果をまとめたログを、オンラインにて編集をする際に用いることで、
同じようにエンコードをするよう配慮したもの。
2-pass ログファイル
1st pass:2パスエンコードをする際に、保存するtmpファイルを指定する。
2nd pass:2パスエンコードをする際に、1回目にエンコードした時に保存したtmpファイルを指定する。
パラメータ保存/読み込み
上記で設定したパラメータを保存して、随時読み出すことが可能。